FF14:DCリグループとCWLSを巡る物語

以下はもともとFF14ロードストーンの日記「DCリグループとCWLSを巡る物語」だったものです。

 ※以下の文章はBGMに暁月サントラから「星と命をめぐる物語」「英雄に続け」「灰より生まれし者」「Flow」「デュナミスの欠片」あたりかけながらお楽しみください。

■はじめに
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今回のDCリグループを記録として記憶として残しておこうかと思い筆をとりました。
こんなコミュニティあったんだと誰かの役にたつかもたたないかも。
この選択がどんな未来を辿るかはこれからのお楽しみ。

◆ ◆ ◆

わたしはCWLSをひとつ管理してます。
下限で遊ぶことをテーマにしたCWLS「下限だいすき」。
そんなCWLSが2022年夏のDCリグループでみごと真っ二つに分割される事になりました。

CWLSメンバーの所属ワールドでの確認ですが、63人中25人がエレメンタルDCからメテオDCに移動することになりました。
わたし自身もユニコーン所属でメテオDCへ移動予定です。

■FF14運営チームに思うこと
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まず最初に、私は今回のリグループ実施についてFF14開発チームがこのタイミングを選んだのならそれは「今」必要なことだったのだろうと思ってます。

これまで10年以上ずっと継続して、私たちが楽しめるように世界が廃れないように、継続して冒険者が増えるようにと考えて、ここまで素晴らしいゲーム体験を提供するようなチームです。

短期的には厳しい状態になるにしても今がやるタイミングだったのだろうと「信じて」ます。テンパード。

とは言えコミュニティ周りの機能で「ここがこうなら乗り越えられるから助けて」みたいなのはたくさん思いつくので、そういうのはフォーラムに投げる予定です。少しでも拾われるといいな。

思っているだけでは想いは伝わらないから拙くても言葉にしないと、ね。

DCリグループイメージ

■で、うちのCWLSはどうするのか
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さて、うちのCWLSですがDCリグループ後どうするかの結論としては

「勝手にクロスDCリンクシェル」として強欲にやってみることにしました。DC分割にできる範囲で抗おうかなと!

もう少し掘り下げると

「普段はお互いのDC内のCWLSで楽しむ」
「下限コンテンツ、高難易度コンテンツなど事前予告/募集できるものは情報をアプリなどで両DCにシェアしてお互いの募集に入る機会をもつ」

という形での繋がりを切らないようにするって感じ。

日常的なチャットのDC超えは一旦諦めたよ。だって現段階では望んでも無いのだもの。
でもお互いのDCで暮らしつつ、繋がりを諦めなきゃ縁は続くよ。
会いたくなったら会える環境にはなったのだから。

◆ ◆ ◆

「チャットがDC超えてできれば」なんて、リグループ話が出た最初からわかってた。
家がネックになってワールドに縛られるのもわかってた。

それでも何かうまい策があるかもと待っていたけれど、この段階で機能的に難しいとなればそこに期待しても仕方ない。

将来的にはDCの壁もコミュニケーションの壁もなくなるかもしれないけれど、それまでは手持ちのカードで戦い抗い歩き続けるしかないんだよ。コミュニティ分断という霊災に。

■最初は諦めていたよ…
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最初はね、エレメンタルDCのCWLSについては関与するつもりなかったんです。

自分の時間的にも無理というかそこまでするのもしんどいし、普通に面倒くさいしと正直思いました。
そもそも自分がプレイしている世界ではないCWLSをなぜ自分が維持するのか?という疑問もわきました。
もうこの結論のつもりでそれをどう伝えるか考えながら資料作ってた時に、その資料の最初にメモとして書き出してたものに、また目がいったの。

「なんでこの下限CWLS作ったんだったかな?」

CWLSという形を選んだのは、規定人数集めないと楽しめない「下限」という遊び方は、たくさん人がいれば遊びやすいと考えたから。

「私がCWLSに求めたもの、貰ったものはなんだったかな?」

私の心の中にあったこのコミュニティに参加し出会う人に求めていた願い、望み、ひいてはオンラインという世界へ抱いてる希望を思い出したの。

世界中の冒険者と知り合えるオンラインゲームが好きだ。

芸風が同じ人も、違う人も、何かの偶然で知り合い、ひょっとしたら友達に、もしかするとお互いにとても大事な存在になれる、そういう可能性があるこの世界のことが好きなのだ。#暁月の記憶 pic.twitter.com/w9PzvQeEII

— わたあめ🍀酒ララフェル (@wata_xoxo) January 8, 2022

これだったよねって思い出したの。

だとしたらさ、偶然私の募集を見て入ってくれて知り合って、これまで少なくない時間を共に過ごして「このCWLSが好きだ」「このCWLSがあってよかった」と言ってくれてた仲間を、DCリグループで分かれるからそちらはそちらで頑張って…と手をひくのは、諦めるのは、自分的にどうなの?って。

◆ ◆ ◆

リアルタイムにチャットはできなくなるし、将来的にそれぞれのDC内のCWLSが重きになるかもだけど。
エオルゼア外で繋がってる人もいれば、そういうのを使ってない人もいて、もちろん全部の縁が続くわけではないけれど。

ひとまず今の繋がりと、これからさらに出会う縁に期待してみようかなと!
CWLSが両DCで2つになるなら友達2倍になるかもじゃん?(楽観的)

DCリグループイメージ

あまちゃんな夢物語かもしれないけどね。

つまり、こういうことでしょ!(6.0ネタばれ)(touch_app押して開く

「DCリグループよ、私たちのCWLSはお前によって終わらない!」
「それが、エレメンタルDCに生き、リグループ後を生きるコミュニティからの答えだ…!」
「私が今の私であるかぎり、この想いは砕けない!」

(この考えに至ったタイミングで偶然サントラから「星と命を巡る物語」が流れてて「おいおいFF14出来すぎやろ空気読みすぎやろやったるでー!」という気持ちにさせられたので音楽は偉大)

◆ ◆ ◆

これは私たちのLSの運用形態だからたまたま可能かもと思えたのかもしれません。いや可能じゃないかもだけどw

参考までに私たちの下限CWLSの運用形態はこんな感じ。(touch_app押して開く
  1. 2パッチごとに解散→新生でアクティブメンバーを維持。補充後満員になった以後は基本的にメンバーメンテナンスなし。
  2. 下限・高難易度好きが集まってるが、人の属性は優しい・穏やか・寛容・親切な人。同じ芸風の人が集まるように募集段階で心がけてる。
  3. 下限に限らず各自が普段から会話やルーレットも地図も他の事も楽しんでる。
  4. 下限/高難易度ものに行く時は事前募集が多い。募集は各自で。

(1)(2)について:

管理者が何かするのは8か月に一度の解散と新生の時くらい。そんなに経たずに満員気味になるので以後は特に何もしてません。

なので管理コストは元々そんなになかった。

(3)(4)について:

あとの日々の活動は各メンバーがそれぞれでやってたし、今後は企画する人が両DCで人数的に偏ってもお互いのとこに参加可能ではあるので一定数の遊ぶ機会提供も継続できるんじゃないかなーと。

◆ ◆ ◆

短期的なコミュニティ機能不足、長期的な様々な懸念などもういくつか見えてる。
でもまぁいまは今できることをやってみよかなとおもいました。まる。

以下、これらを考える中であたまに浮かんだ様々な事がFF14ストーリーと重なったんだよね、という話。メインネタばれを含むので注意されたし。(6.0ネタばれ)(touch_app押して開く

■これが本当の「暁月のフィナーレ」…なの?
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終焉:いずれくるハード的、ソフト的限界、そして迎えるユーザー離れ、コンテンツ投入不可な環境、行き詰まる世界…ゆるゆると死にゆくサービス。
吉田:ハイデリン……ヨシデリン?
DC再編/コミュニティの分断:終末ゾディアーク召喚とか14鏡像世界への分割

…ってこと?

半数がDCリグループの贄としていなくなってしまい、元のコミュニティを夢見て嘆き、元の世界を望む…古代人の気持ちってこういうこと?

あるいは…

いずれ、それぞれのDCで、それぞれのCWLSが成立し、そのDCの人たちが満員まで入ると、新しく入った人達同士は、元の世界にとくにこだわりがない状態になるかもしれない。

14分割されたあと、各鏡像世界でうまれた人々は古代人のことなんか理解できないよね。

だって知らないんだもん。そんな世界のこと。
自分たちは自分たちの世界で生きてそれぞれのコミュニティ(文明)が育っていく…。

メテオ生まれ、メテオ育ちの生粋メテオ人は、エレメンタルDCなんて知らないまま生きていく可能性もある。

それぞれが生きていく姿を見たエメトセルクの気持ちってこういうこと?

え、何?これってもしかして古代人とかエメトセルクとか新生した人の立場とかリアルに経験させるとか、どういうゲーム体験…なの?

DCリグループでそういう気持ち抱かせる為に暁月やハイデリン・ゾディアーク編があったんじゃないの?

とか混乱した気持ちになるよ…。

■それを想像しつつこれから辿るかもしれないいくつかの世界線を考えてみたんよ
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«DCは違うけど、下限CWLSが2つになって、うまく連携できる世界線»

  • メテオDCはわたあめがこれまで通りやってく。
  • エレDCでこれまでと同じ芸風の下限CWLSが別に運用されつづけられる。
  • メテオDCとエレDCでうまく情報共有してお互い補完して遊べる。友達も増えるかも!

(その後)
原初世界も鏡像世界も自由に行き来できてハッピー。

«DCは違い、それぞれに下限CWLSが生まれたが、特に連携や関わりもなく進んでいく世界線»

  • メテオDCはわたあめがこれまで通りやってく。
  • エレDCでこれまでと同じ芸風の下限CWLSが別にできる。
  • それぞれのDCで、それぞれのDCの冒険者を加えていき、独自の歩み。特に情報連携、共有はなし。

(その後)
原初世界も鏡像世界も滅ばずにすんだが、行き来する手段がない状態。リーンがどうしているのかサンクレッドは知ることができないまま生きていく。ヤシュトラ頑張れ。

«メテオDC側は変わらず下限CWLSが存在する。エレDC側は「下限だいすき6.0」から残ったCWLSが存在はするが、新しくなにか展開することはそこではなかった»

  • メテオDCはわたあめがこれまで通りやってく。
  • エレDCは「下限だいすき6.0」のCWLSは残り、コンパニオンアプリ上でのグループも残る。
  • だが徐々にアクティブユーザーが減るかもしれないし、抜ける人もでてくるかもしれない。
  • 気づけばひとり。そして誰もいなくなった…。

ゆるゆると滅びていく世界…。終焉END。

■でもきっと大丈夫
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これまでの冒険で沢山のことを知ったわたしたち。

サベネアの訓えも知ってる。
困難に抗い仲間と共に歩む力を知ってる。

普段あえなくてもどんなに遠くなっても、これまでの出会いが今の自分につながってると知ってる。

「人はもう大丈夫だ、ヨシデリン」って言えるように頑張ろ!

(2.0ネタばれ)分たれたあとのエレDCに残るCWLSメンバーが下限CWLSをどうしたいと考えているのだろう…?…とか思ってた時に頭に浮かんだガイウス様のありがたいお言葉。

touch_app押して開く

問おう……。
うぬは、何のために闘う?

ならば、聞こう……。
このCWLSに、真実はあるのか?

虚偽で塗り固められた共存。
欺騙によって造られたパーティ。
瞞着するために語られるリーダー。
欺瞞に満ちたCWLSに、真実はあるのか。

高難易度コンテンツの出現に「人」は恐れ慄き、
恐怖を拭うために「パーティメンバー」が戦う。
……おかしいとは思わぬか。

この地を護るという「わたあめ・ふぉーげる」。
己の守護神と仰ぐなら、ふたたび呼び降ろすがいい。
あの「下限だいすき6.0」の時のように。

そして、神を呼ぶ代償として、
クリスタルを喰わせ、エーテルを吸わせればいい!

うぬ等は気づいているはずだ。
わたあめもまた、蛮神に過ぎない……と。
その力に頼れば、CWLSは滅ぶ……と。

この真実を知ってもなお、
愚かな民が、偽りの神に縋るのは何故か。
賢人ルイゾワまでもが、神に縋ったのは何故か。
長が、王が、為政者が、
力無き弱者だからに他ならん!

エレメンタルDCのCWLSは、
エレメンタルDCの人によって支配されてこそ、
初めて存在価値がある。

人は太古より、他者との争いで自己を鍛え、
奪うことで富み、支配することで栄えてきた。
つまり、争いの果てに、
強者がCWLSを導く先にこそ、未来があるのだ!

(5.3ネタばれ)
(エレDCから手をひこうと思ってた時)「エレDCに残る人たちが、もしも自分たちでCWLSを運営する気になって、もしもわたあめの経験だとかが役立てるのなら、その時はもちろん可能な限り手伝いたい」とか思ってた時に脳裏に浮かんだもの。(touch_app押して開く

命のかぎり歩み 下限の星々を繋がんとした
親愛なる者の記録をここに
お前が手繰れば 運命は集うだろう
たとえ今はDCが隔たれ 心隔たれていようとも

«参考»

現時点で発表されている情報、現在の仕様、DCリグループで辿るいくつかの世界線予想など。こんな情報、こんな予想から、今回の結論に至ったというもの。参考までにどうぞ。

2022-03-06時点の公式発表、FF14の現仕様、DCリグループで辿るいくつかの世界線予想。(PDF)

«参考»

  • Lv80 暁の帰還編 カットシーン3
  • Lv85 4つめのクエスト「焼けた…」 カットシーン1
  • Lv87 最後のクエスト カットシーン2
  • Lv89 最初のクエスト カットシーン5
  • Lv90 3つ目のクエスト カットシーン4