自分に「好き」って感情が芽生えるのってどういう仕組みだろうと考えてた。
---2023-02-09追記ここから---
自分が「感情と人の評価を分けて考えられてる」と思っていたけれど、実はそうではなくて「感情発生の処理フロー中に「感情の原因となってる理由」をその他の要素に対してもチェックフローが走ってる」というだけと思った。
- 「理由」にもとづいて「その要素」に対しての好き/嫌い等の「感情」が生じている。
- 「その感情」は、その人を構成する「その他の要素」にも適用あるいは上書きするものかどうかチェック処理が走る。
- 1~2のループ。
- 最終的にその人全体として、私からどういう感情を抱くか決定される。
---2023-02-09追記ここまで---
「好き」って書くと恋愛に結びつけられがちだけど、私にとっての恋人は人間性で好意を持ったひとに特殊ステータスが追加された状態でしかないので、ここでの話は性別関係なく人間としての「好き」の話。
「好き嫌い」って結局自分の生きやすい世界構築に基づくものと思っているので、それをベースに考えると以下のようなものが見ている要素と思われる。
(1)善悪の価値観が似ているかどうか。
(2)信頼できるかどうか。
(3)何かしらの面(能力や人柄等)で尊敬できるかどうか。
(1)はそのままだけど、善悪という大きめの単語から良し悪しというちょっと小さく感じる部分まで含まれていると思う。
猫をいじめるのを悪いと思えない人とは一緒に生きられない、みたいな?
(2)は言葉や行動に責任を持てる人かどうか。ブレない人かどうか。そのあたりかなと考えてる。責任の伴わない発言や行動を繰り返す人は不安定要素なので安心できない。
猫をいじめないと決めたならその信念を貫き猫をいじめたりすることはない、みたいな?
(3)は個人的にはかなり広範囲。何かしらの面で能力、アビリティ、スキル、人柄で敬意をはらえるか。特別大きなことでなくても、例えば「この人の話し方は穏やかで和む」なども含まれる。
話が逸れるけど「人のいいところを色々見つけられる人」はこの辺りで好意を持つ範囲が広がるから生きてて楽しそうだし、そうありたい。「何に敬意を払うことができるか」自体もこの(3)に含まれる能力とも言えるかも。
話を戻すと、上の3つの要素は(1)と(2)がベースとしてあって(3)が乗っている構図をイメージしているけれど、3つはそれぞれ範囲が被さっている部分もありそう。
◇ ◆ ◇
この3つの要素をそれぞれ見て、それぞれの中にも沢山の項目があるので一つがどうだから全体が急に影響うけるってものでもないと思ってる。
だから自分が苦手とする事をされたときは「何がNGなのか」は明確なのでそれを相手に伝えて改善あるいはお互いの落とし所を探ってる。
それでお互いやっていけるならそれで良いと思ってる。状況が改善されたなら過去についてはほとんど気にしないです。
逆にどれだけ伝えて落としどころを探って待ったとしても、状況が変わらないのであればそれは単に縁がないだけ。それは棲み分け関わらない方がお互いストレスなくていいと思ってる。
仮に誰かと疎遠になるとしても理由は明確なので、疎遠になることにあまり抵抗はない…かな。残念には思うけれど、それを理由に自分の感情=根拠とする理由を曲げることはない。
一緒にいたいと思うのも、棲み分けるのも、自分や大事な人が被害を被るかもしれないので排除や防御する事になるのも、どれも根拠がちゃんとあるからそのあたりブレはしないかな。
好感を持った時は相手に割とカジュアルに伝える。明確に私は好感を持ってるポイントを認識してるからそれがよりその人の中で増えたほうが私にとっても喜ばしい。
逆に私がネガティブな気持ちを抱いたなら、それはそうなった理由が必ずあり私自身も認識してる。
認識してるからこそ気持ちの整理ができることもあるし、余計に気になることもあるし、その辺りは分かっていてもコントロールは難しいのが悔しいです。
◇ ◆ ◇
そんな風に人をみているので、逆に私も人から見られていると思ってて「自分と似た善悪の価値観を持ち」「信頼をおける人」に対して私自身もこの3つの要素を満たせるようにありたいと思います。