10年目のFF14「We create worlds」の連鎖。

世界中の冒険者と知り合えるオンラインゲームが好きだ。

芸風が同じ人も、違う人も、何かの偶然で知り合い、ひょっとしたら友達に、もしかするとお互いにとても大事な存在になれる、そういう可能性があるこの世界のことが好きなのだ。

私がTwitterで一番上に固定しているこれは、四半世紀前にMMORPGの魅力に引き込まれてからずっと感じていることです。

当時知り合った人の中には留守にする時にネコの世話をする為にお互いの家の鍵を預ける仲になった人もいます。
あるいはみんなネットゲームはしていないけれど月一でうちにきてボードゲームをしながら昼間から飲むようになった友人もいたりします。
リアルで会ったことはないけれど何年もゆるゆるとSNSで繋がり続けている人もいたりします。

それまでも、この10年のFF14でも、出会ってきた人たちから沢山のものを受け取って「いまの自分」が形成されていると思ってます。

いま仲良くしてくれている人たちが私のことを何かしら好ましくみてくれているのだとしたら、それはその人も含めて出会ってきた人たちと過ごした時間、交わした言葉、そういったものが繋がり積み重なっての「いまの私」なので、みんなには本当にありがとうと感謝を伝えたい。

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10年目のFF14に関しての例のネコ鍵の友人のコメントがこれ。

この分野の草分けといっていいUltima Onlineが登場した時すでにそこに「世界」があった。
キャラを複数同時操作し魔法エフェクトも活用してステージダンスを磨き上げた人もいたし、戦闘にも生産にも使われないただの賑やかしアイテムだった本に物語を記述して配った人もいた。
パズルのようにオブジェクトを重ね合わせて彫像を作り上げた人もいた。
劇場型PKもいたし話術に長けたスリもいた。
自由度の高いゲーム世界に暮らす人が刺激し合い、様々な文化が生まれた。

そこで生活してた人達が今のMMORPGを開発し運営している。「We create worlds」の連鎖。

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MMORPGはゲームそのものはもちろんだけど、そこで暮らす人々が世界を形づくっていると言って過言じゃないよね。

MMORPGは楽しかったり笑ったり嬉しかったりばかりでなくて、イライラしたり怒ったり泣いたり落ち込んだり色んな感情がぐるぐるすることもあります。

それでもなおこの世界では「イイ体験」の方が勝っていて、この世界で出会えた皆の事がなによりの宝物です。

これからもみんなで楽しい時間を作っていけたらいいなと思います。