CWLS解散と新生システムを考えた理由と今ある課題

2020年9月から2025年2月までスクウェア・エニックスのファイナルファンタジーXIV(FF14)に存在したCWLSの記録です。
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今回は「コミュニティをアクティブに保つのって大変」って話

コミュニティオーナーだと誰しも抱える問題かと思います。
所属人数に対するアクティブメンバー率の話。

一定より高くアクティブ率を保ちたかったのでこうしてきたよ、という話。
そしていま感じている課題を書いてみようかと。

64人って多そうで多くない、正直少ない人数枠

FF14のCWLS枠は64人。多そうで実は全然多くない。

あっという間に満員になるし、非アクティブな人が増えればあっという間に寂れる。
アクティブでない人を残しておける余裕なんてない。それくらい少ない枠。

ワールドをまたいで組めるというメリットがあるのでもう少し枠増えるといいのだけどね。まぁないものねだりをしてもしかたない。

CWLS設立当初は個別対応していた

個人でみれば、いろんな理由で短期的にCWLSでのアクティブが下がるのはありえるので、そういうのは気にしていませんでした。

一方で3ヶ月程度を目処に、CWLSに何も絡んでいない人(チャットもない、何かに参加している様子もない)には、個別に連絡をとってCWLS継続意思の確認をしていました。

  • ログインしているならtellしてみる
  • ログインしていない場合コンパニオンアプリやSNSなどでDMしてみる

本人に継続意思がなかったり、あるいは連絡が一切とれない場合はCWLSから脱退させてました。
一時的に連絡とれないだけの可能性もあるので1~2週間コンタクトを試み続けてました。

そして枠があけば、その枠に対して新規募集を都度して、コンタクトがくれば参加対応をしていました。

そうすると時間差でいろんな人が「3ヶ月非アクティブ」になるわけで、常に誰かしら/何かしらへの対応が発生するってことになるんですね。ずっと対応に追われている。

そんなの続くわけがない笑

何が続かないかって言うとですね

対応する作業自体はいいんです。

個別にアプローチする際に相手の事を考えたり、相手に合わせたり、いろいろ「思考する」ところに負担がかかる。

何が合わなかったのかな?もっと何か出来たかな?ってどうしても考えてしまう。
何かしら感情が動くとそれもストレスになる。

これは感情と切り離して処理できるシステム化しないと心身がもたない、そう思ったわけです。

ってことで定期的に「CWLS解散」して「再生」することにしました

運用の大枠はこんな感じ

  • 「絡まないけど自分で抜けられない人」が一定数いるので、解散すればその当人も憚ることなく抜けることができる。
  • 解散前に確認して、アクティブに続けるつもりの人だけ継続してもらう。これにより活発な人が残る。
  • 空いた枠を新規募集すれば、自分の意志で遊びたいと思っている人が増える。
  • 私はシステム化されたものを実行するだけなので、心理的負担を減らせる。(無くなりはしなかったけど)

ちょっと記憶が曖昧で、正確にいつからこのシステムにしたのか思い出せない。
最初は勝手もわからないので自分だけでしてたんだっけかなぁ。

実際の所、感情に寄らずシステムとルールによって継続/脱退が処理されるので、自分は個別に思案する必要がなく楽だった。

CWLSが合わないとかプレイ継続してない・できないとか、何らかの理由で非アクティブになってたメンバーも解散タイミングで自然にメンバーから外れる。

旧CWLS解散から新CWLSへの移行と空き枠への新規募集のタイミングだけ一時的に忙しくなったりはするけれど、データセンターが分かれてからは招待対応に協力してもらう人を募ったりしてたのでそんなに負担なく回せていた。

暁月の2年間はアクティブな割合はかなり高く維持されてたと思う。
CWLS関連のパーティ募集がロドストに掲載されたものだけ拾っても、平均すると1日2件になるくらい企画されていた。

それでもどんなものでも時が経てば翳りも出てきますよね。

課題「CWLSの事は好きだけど、参加はできない」

(一応書いておきますけど固定パーティうんぬんは特定の誰かの話じゃないです。なんだったら私も固定パーティで絶に行ったりしてましたし)

最近のCWLSをみているとこんな事を感じている。

  1. パーティ募集する人が数名しかいない。
  2. パーティ参加する人が限られている。
  3. CWLSチャットやコンパニオンアプリでの発言、レスポンスがほとんどない。
  4. 突発で何か行きたいと思っても行ける/行けないどちらの返事もない。(ルーレットとか)

ただこれね、結局「64人しか枠がない」のと「クロスデータセンターで会話できない」って弊害がもろに出てると思うのよね。

64人でアクティブが10%だとして6人じゃん?
500人いたらアクティブ10%でも50人じゃん?50人もいれば賑やかだと思います。

メンバーの多くが成熟してしまった

もともと零式実装時などに短期的にCWLSに絡めなくなる人がいるのは想定していた。
一定数CWLSに絡まないまま所属しているメンバーも元々いた。

最近はそれに加えて、みんなが戦闘に関して成熟したのか「なにかしらの固定パーティに所属して高難易度にいく」というメンバーが増えたのかなとも思っている。

固定パーティでチャレンジする対象だとそれだけ難しいコンテンツなわけで、そちらに時間がとられてしまうとか、コンテンツ中に話せないとかはありえるわけで。

CWLS内でそういうメンバーの比率が上がってるのかなという気はする。

更にDCトラベルの導入で、人が集まるデータセンターや固定パーティ開催のデータセンターに行ってしまい、それも「枠は埋まってるけれど会話が生じない」状況が増えてる理由かもしれない。

この辺りは所属メンバーの成熟期とFF14がインフラ未整備なままDCトラベル導入した事によるタイミングの悪さかもしれません。

「CWLSが嫌いなわけではない、むしろ好き」
「遊びたいと思っている」
でも
「固定活動が忙しいからCWLSでは遊べていない」

という人が増えた場合に、そういった人をCWLSに残したまま運用するには64人枠は少なすぎる。じゃぁどうしたらいいんだって話しではある。

話を難しくするのが、固定活動していてもすきま時間でCWLSでの募集にも参加している人もいるという点。じゃぁやっぱり個人の問題なのか?ともなる。

それを個別に状況確認して・・・というのはやっぱり無理が生じると思う。

そこを仕組み化するには一定期間ごとに何かしらのCWLSに関わったという実績がなければ一旦抜けてもらう、とかになるのだろうか?

別にそれで絶縁というわけではないから、またCWLSで遊ぶ時間がとれるようになれば再加入してもらえばいいだけではある。

でも、これは想像だけど、一回抜けたらきっと戻らないよね。

コンパニオンアプリの通知がまともに動作しないことによる断絶

それでも唯一2つのデータセンターをまたがって会話するために使えていたコンパニオンアプリのチャットグループが活発だったころは、運用として回っていたと思う。

これの通知がまともに動作せず、チャットでメッセージが投稿されたことに気付けないという人が多数となり、コミュニケーションが完全に断絶された感がある。

これらの課題をどう解決するか・・・は結論には至ってない

いくつかやれそうな案は思いついている。

ただ少なくとも今のままだと解散と新生をしてもきっと何も変わらないと思うので、もし私に運営を続ける意思があったとしてもCWLSは一度解体したとは思う。

それぞれの人生におけるタイミングとコミュニケーションの取りづらいFF14公式インフラだけだと、いまある課題を吸収しつつ2つのCWLSをまたいで運用するのは難しかったのかもしれない。

⋯とか理由はいろいろですが結局わたしの運用がうまくなかったって事です。