「僕は純粋に疑問なんですが、どうしてそんなに必死にやるんですか?下限は、たかがゲームで将来履歴書に『学生時代、FF14で下限を頑張りました』って書けるくらいの価値しかないんじゃないですか?」
「わたあめ君さ!下限であそぶの楽しい?」
「いや、特には……」
「それはさ!へたくそだからじゃない?」
「……」
「俺は3年で絶にも行ってるし、お前よりも上手い。断然上手い。」
「言われなくてもわかってます。」
「でもFF14の下限が”楽しい”と思う様になったのは最近だ」
「?」
「スキルが意識せず戦闘で回せる様になってから。
元々得意だった範囲よけをバースト意識したらガンガンに当たるようになって、クソ悔しくてスキル回し練習しまくった。
んで、次の戦闘で同じボス相手に全く被弾せずにスキルをきれいに回しきったった。
その戦闘で「俺の時代キタ!」くらいの気分だったね!」
「―”その瞬間”が有るか、無いかだ。」
「将来がどうだとか、次のコンテンツで勝てるかどうかとか、一先ずどうでもいい。目の前の敵ブッ潰すことと、自分の力が120%発揮された時の快感が全て。」
「……。」
「……まぁそれはあくまで俺の話だし、誰にだってそれが当て嵌まるワケじゃねぇだろうよ。お前の言う「たかがゲーム」ってのも、俺はわかんねえけど、間違ってはないと思う。ただ、もしも、その瞬間が来たら……」
「それが、お前が下限にハマる瞬間だ。」
◇ ◇ ◇
ハイキューはいい漫画。
人生に通じますわね。